ハイステータスクレジットカードを語る上で絶対に外せない『ダイナースクラブカード』クレジットカードの中のクレジットカードとも言える圧倒的なステータス、その名にふさわしいいサービス。
『見栄などではなく本物の価値にこだわりたい』そんな思いを感じるクレジットカードといえます。
今回の特集記事では『ダイナースクラブカード』について申し込みを検討されている方に向け、実際に手にした後のシュチュエーションごとにその魅力をご紹介したいと思います。
【メニュー】
・ダイナースクラブカードの歴史
・ダイナースクラブカードで得られる圧倒的なステータス
・ダイナースクラブカードの多彩特典
・ダイナースクラブカードはこんな方におすすめ!
ダイナースクラブカードの歴史
ダイナースクラブカードはアメリカを中心に全世界で展開するクレジットカードです。
その歴史は長くアメリカ、ニューヨークにて1950年に設立されました。
名前の由来は『diners=食事をする人』という意味からきており、創業者の実業家『フランク・マクナマラ』氏がニューヨークの高級レストランで食事をした際に財布を忘れたことが設立のきっかけとなっています。
支払いの能力があるにもかかわらず、現金を忘れたことで恥をかいてしまったことから、その後、彼の担当弁護士と現金を持ち歩かずとも食事ができるようにとの思いからダイナースクラブを設立しました。現在の礎を作ったと言われています。
この逸話には諸説あり、当時の広報担当であった『M・シモンズ』氏によって語られた作り話との説もあるが、上記のエピソードが広く認知されています。
アメリカではそれ以前からクレジットカードの文化というのは徐々に普及されていましたが、産業ごとに隔たりがあり、食事というシーンで使うことのできるようなカードはありませんでした。
ダイナースクラブカードがクレジットカードの起源ともいわれている所以は一般に使える(食事などでも使える)クレジットカードを作ったことからきています。
ダイナースクラブカードで得られる圧倒的なステータス
クレジットカードのステータスを語る上で常に最上位にランクするダイナースクラブカード。その圧倒的なブランド力は主に二つの理由があるといえます。
大きくは上記の二つです。
ダイナースクラブカードは2016年現在では以前と比較すると発行基準は低くなってきています。とはいえ、現在国内で発行できるクレジットカードブランドの中では圧倒的な審査基準が設けられています。
以前は収入、生活の安定性、将来性の3点を軸として、社会的信用の高い方が入会の基準として存在していました。
そのため、カードの保有者には医師、弁護士などの士業の方、企業の経営者など社会的に地位の高い方が多いクレジットカードとなっていました。現在では発行基準も低くなり一般の方でも審査に通りやすくなっていますが、これまでの歴史として文字通りハイステータスな方を多く迎えてきていた背景からクレジットカードのステータス性は今現在でもトップクラスといえます。
二つ目のカード利用額に一律の制限を設けていないという点ですが、現在でもこのスタンスに代わりはありません。
ダイナースクラブカードは厳密にはクレジットカードとは少し違い『チャージカード』と呼ばれる金融カードの一種です。
月または翌々月の一括払いのみで分割払いに対応していないカード
このように、分割払いに関しては対応していないカードです。これはダイナースクラブの歴史にも記述いたしましたが、あくまで『大金を持ちあるかずに食事ができるように』と設立された背景から、分割払いや、リボ払いをしなくても問題のないような資産を持っていることが原点にあったためといえます。
さらに、ダイナースクラブカードには一律の限度額が存在しません。
一律の限度額というのは、多くの場合クレジットカードには『上限300万円』、『ショッピング利用枠150万円』というような一律の限度額が設定されています。
しかし、こちらのダイナースクラブカード(アメリカン・エキスプレス・カードにも)には限度額が存在しません。
おそらく内部的には個人資産や収入に合わせた限度額は存在しますが、他のクレジットカードと比較すると圧倒的な限度額を誇ります。
ただ、限度額が高いということはクレジットカードの発行会社からすると『貸し倒れ』のリスクが増すことは自明の理です。
従って、貸し倒れのリスクが少ない人物=社会的な信頼の置ける人物に偏った発行となったといえます。
このように、ダイナースクラブカードの持つ圧倒的なステータスはその歴史が作るステータス性、そして、仕組みが持つ敷居の高さから生まれたものといえます。
ダイナースクラブカードの多彩特典
ダイナースクラブカードでは、その品格にふさわしいサービスが多数用意されています。
シチュエーション別に魅力を解説していきましょう!
グルメ
まずはグルメです!『食事をする人のためのクラブ』との名前にふさわしくダイナースクラブカードでは、エグゼクティブにワンランク上の食事を楽しむためのサービスが多数用意されています。
エグゼクティブダイニング
ダイナースクラブカードなら、全国の対象レストランご利用いただける『ダイナースクラブエグゼクティブダイニング』をご用意しています。
ダイナースクラブエグゼクティブダイニングとは東京・愛知・大阪を中心に全国250以上(2016年2月現在)の提携レストランにおいて所定のコースでお食事をされた場合最大2名様分のお料理代金が無料になるというサービスです。
利用条件も、ダイナースクラブのサポートデスク(リザベーションデスク)に電話で連絡をし、レストランの会計をダイナースクラブカードで決済をするだけで適応されます。
高級料亭の予約もダイナースなら簡単
こちらもダイナースクラブらしいサービスです。
>全国提携の高級料亭の予約をダイナースクラブのサポートデスクで代行してくれるというもの。
老舗の料亭ともなれば一見での予約ができないケースや、常連さんを優先的に予約するようなシステムを取っている料亭も多く数ヶ月先まで予約が埋まっており、なかなか予約を取ることができないということはよくある話。
ダイナースクラブなら、一見の料亭でも電話一本で優先的に予約を取ってくれることも。
当然、人気の料亭であれば電話してすぐに‥というわけではありませんが、通常よりも早く予約を取ってくれるサービスとなっています。
大切な人との大切なディナー。たった一度のその瞬間を存分に楽しみたいと思うのは誰でも当然のこと。
食事の場面で現実に引き戻されるのがお会計の瞬間。どんなに素敵でドラマチックなディナーを楽しんでもお会計で現実に戻されてしますということも少なくありません。
ダイナースクラブカードなら提携のレストランをダイナースクラブサポートデスク経由で予約をすると、当日一度もカードを出さずに会計を終わらすことも可能です。
楽しかった時間に水を差すことなくサインレスで退店できる。まさにハイステータスクレジットカードならではのサービスがあります。
フランス料理会の巨匠『アラン・デュカス』からの招待
フランスをはじめ、世界各国(日本を含む)で多数レストランを展開するフランス料理シェフ『アラン・デュカス』のレストランではダイナースクラブ会員限定のサービスを多数用意しております。
日本国内ではファッションブランド『シャネル』とのコラボレーションするレストラン『BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO 〜ベージュ アラン テュカス トーキョー〜』では毎日1テーブルをダイナースクラブ会員様のために確保し、アペリティフ(食前酒)を一名様に付き一杯をサービスというダイナースクラブ限定の優待プランを用意しております。
このようにダイナースクラブカードではその起源に基づく『食事』をさらに楽しむためのサービスが充実しています。
旅行
食事系のサービスに特化していると思われがちなダイナースクラブ。旅行系のサービスで定評のあるアメリカン・エキスプレスに勝るとも劣らない充実したサービスをご紹介します。
空港ラウンジ
空港ラウンジサービス。今ではハイステータスクレジットカードの基本的なサービスとなっていますが、当然ダイナースクラブカードにもサービスは付帯しています。
旅行、仕事、様々なシーンで海外への渡航がある方には空の旅をさらに快適に過ごす事ができるサービスとなっています。
利用方法は簡単。空港ラウンジにて搭乗券とダイナースクラブカードを提示していただくだけ。まさにハイステータスの証です。
手荷物宅配サービス
こちらもハイステータスクレジットカードならではのサービス。
海外から帰国の際、お土産などで増えた手荷物を一点所定の場所まで無料で配送してくれるサービス。
こちらの利用方法もとても簡単で、国際線搭乗券とダイナースクラブカードを空港で提示するだけで利用できるサービスとなっています。
対象空港は対象空港、成田空港(第1・第2ターミナル)、羽田空港国際線ターミナル、関西国際空港、中部国際空港の4つです。
空港送迎タクシーサービス
こちらのサービスはトラベルデスクにて50万円以上のツアーまたは航空券をご購入いただくと利用するサービスとなっています。
空港から自宅までの片道分のハイヤー(タクシー)料金を全額または一部負担してくれるというサービスとなっています。
ダイナースクラブカードでは基本的な海外旅行向けサービスもしっかりと充実しています。
エンターテイメント
ダイナースクラブでは普段の生活を豊かにするあらゆるサービスを用意しております。
一部をご紹介しましょう!
コナミスポーツクラブ優待
全国に展開する『コナミスポーツクラブ』を法人会員料金で利用できるこちらのサービス。
都度払いの利用では通常1100円(税抜)のところがダイナースクラブカードを保有しているだけで500円引きで利用できるというなんともお得なサービス。
さらに、月利用契約でも通常なら企業の福利厚生などで適応される法人価格で利用できるというサービスが付帯しています。
仕事、遊びだけではなく健康にも気を使えるのが真の一流。そんな一流の方にふさわしいサービスとなっています。
こちらは少し限定的なサービスになってしまいますが、神奈川県にある『リビエラ シーボニアマリーナ』内の『リビエラマリンクラブ』へ、ダイナースクラブカードを保有しているだけで会員同様ご利用いただけるというサービス。
リビエラマリンクラブとはヨットハーバーを中心とする総合マリンレジャー施設。
クラブ艇のレンタルができたり、施設内にあるプールを利用できたりとまさにハイステータスなレジャーが楽しめるサービスとなっています。
ダイナースクラブポイントモール
ダイナースクラブポイントモールとは、ダイナースクラブ会員限定でショッピング、ホテル、旅館予約、レストラン探しなどをお得に行えるクローズドウェブショップ。
楽天、ベルメゾン、じゃらんなど多くの提携先を持ち、利用する方が必ず満足のいく多くのサービスが用意されています。
ダイナースクラブカードでは食事、旅行だけではなく、日常生活の質を上げる様々なサービスが用意されています。
ダイナースクラブカードはこんな方におすすめ!
ダイナースクラブカードの魅力とサービスについて見ていただきましたがダイナースクラブカードの基本情報についてここで確認しましょう!
ダイナースクラブカードの基本情報
カード詳細情報 | ||
---|---|---|
基本情報 | 国際ブランド | ダイナースクラブ |
年会費本会員(税抜) | 22,000円 | |
家族会員(税抜) | 5,000円 | |
申込資格本会員 | 年齢27歳以上の方 | |
口座設定の可能な金融機関 | 三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、セブン銀行、イオン銀行、ソニー銀行 | |
カード利用可能枠 | 個別に設定 | |
支払い方法 | 1回払い、ボーナス一括払い、リボ払い | |
返済方式 | 毎月15日までのご利用分を翌月10日に元利一括で返済 | |
カードローン利用可能枠 | 30万円~300万円 (10万円単位)※あらかじめ可能枠設定のお申し込みが必要となります。 | |
ポイントプログラム加算方法 | カード利用100円毎に1P | |
有効期間 | 無期限 | |
還元率 | 通常0.4% | |
海外旅行保険 | 適応条件 | 自動付帯 ※日本をご出発されてから最高3カ月間補償 |
死亡・後遺障害 | 最高1億円 ※旅行代金の一部や公共の乗物の代金をカード決済されていない場合は5,000万円となります。 | |
傷害・疾病治療 | 200万円限度 | |
賠償責任 | 最高1億円 | |
携行品損害 | 1旅行中50万円。年間(毎年7月1日から翌年の6月30日までの期間)100万円限度。携行品1つ(1点、1対)あたり10万円(乗車券等は合計5万円)を限度とし、損害額(注)を支払います。 | |
救援者費用 | 300万円限度 | |
海外からの | 海外での病気・ケガの24時間医療無料相談電話(通話料無料) | |
国内旅行保険 | 適用条件 | 旅行代金などをカードでお支払いになられた場合のみ適用 |
死亡・後遺障害 | 最高1億円 | |
手術費用 | 5~20万円 | |
入院日額 | 5,000円 ※180日限度 | |
通院日額 | 3,000円 ※90日限度 | |
ショッピング保険 | 適応範囲・条件 | 国内外でのカードによる購入品。火災/落雷/破裂・爆発/盗難/水漏れ/破損などの事故による損害が対象。※紛失・置き忘れは対象外。 |
補償額 | 年間最高500万円 | |
1事故当たりの自己負担額 | 1万円 | |
補償期間 | 購入日より90日間 | |
その他 | 盗難・紛失補償 | 万一カードが不正使用されても、ショッピングの不正使用による損害を補償 |
コールセンター受付時間 | フリーダイヤル24時間年中無休 | |
トラベルデスク | 月~金10:00~20:00/土10:00~18:00/日・祝・年末年始休 | |
発行元 | 三井住友トラストクラブ株式会社 |
こんな方にオススメ!
ご覧いただいたようにダイナースクラブカードは現在国内で発行できるカードの中で最高のサービス、ステータスを兼ね揃えた真のハイステータスクレジットカードといえます。
年会費が他のカードと比較すると少々高めではありますが、付帯されているさまざまなサービスの質の高さを考えると納得の価格といえます。
あなたが、ダイナースクラブカードへの入会を望む場合はまずは一旦新規入会申し込みをしてみることをオススメします。