顔写真入りのクレジットカードを発行することができる三井住友カード株式会社のクレジットカードですが、この度顔認証による決済システム実用化に向けて動き出していることということがわかりました。
近年顔認証システムは非常に進歩し、身近なところではFacebookなどでもアップロードされた写真を自動的に認識し、タグ付けするようなシステムも実用化されています。
今回は三井住友カードの所属する三井住友ファイナンシャルグループの顔認証の話をしてみたいと思います。
2017年実用化!? 三井住友ファイナンシャルグループの進める顔認証決済とは?
それでは本題に入っていきたいと思います。近年情報活用技術の進歩が目覚しくいろいろなところで従来のパスワードや、本人確認による認証ではなく、より手軽に個人を特定するための技術が実用化しています。先ほどもご紹介したFacebookに始まり、iPhoneのタッチID(指紋認証)、Googleのスマホの一部で搭載されている声紋認証ロック解除など生活の一部になりつつあります。
また、東京駅に設置された自動販売機は自販機の前に立つ方の温度や、年齢などをカメラのデータから推測し、オススメの商品を紹介するというようなサービスも実用化されています。
今回三井住友ファイナンシャルグループが発表した取り組みとは顔パスで決済認証を行うシステムでクレジットカードだけではなく、三井住友ファイナンシャルグループ全体で実用化に向けて動いています。
三井住友FGの開発する顔認証が実用化されるとどんな世界がくる?
それでは、三井住友FGが発表する顔認証決済システムが実用化されればどんなことができるよになるのかについてまとめてみました。
ショッピング決済などでクレジットカードがなくても会計ができる
飲食店や小売り店などで専用の端末に顔をかざし、認証が取れればクレジットカードを出さなくても決済ができるようになります。
クレジットカードの個別番号に登録された顔情報と専用の端末で読み取ったカード情報を照合して、確認が取れ次第、決済をするということができるようになるかもしれません。
これが実現すれば、決済がより手軽になるだけではなく、クレジットカードを不正に利用されるリスクが減りそうですね。
スマホのカメラを使ってカード決済ができる
先ほどの顔認証技術はいくいくはスマホなどでも利用できるようになるかもしれません。インターネットショッピングなどの決済の際にクレジットカードを選択し、カメラで自分の顔を読み取ると決済ができるようなことも将来的には実現しそうですね。
ただし、現段階では写真などをカメラの前に翳すことで本人であると偽装できそうなので、スマホでの活用などは少し先の話になりそうですね。
世界に広がればリアルマネーがなくなるかもしれません
私の尊敬する堀江貴文さんが「なぜ現金がなくならないのか不思議」、「現金がまだ使われているということ自体が遅れている」というような技術の話をしていたのを聞いたことがありますが、顔認証で決済ができる技術が一般的になれば、現金が存在しない世界というのも実現できそうですね。
一切貴重品は持たずに手ぶらで海外に行くことができたり、財布を持たずに外出ができる時代が来るかもしれません。
顔認証の決済技術が実用化されればこのような世界がくるかもしれませんね。
まずはスポーツクラブ、小売店から
三井住友FGが発表するこちらの技術は2017年から小売店を中心に試験的に導入される予定となっています。そして、提携するスポーツクラブなどへ広げていき、手ぶらでスポーツクラブへ行くような世界が来年にも実現するかもしれません
楽しみですね。( ´ ▽ ` )ノ
三井住友VISAカードで顔パスができる!?顔パス決済実用化の話
今回は本日(2016年8月23日)に発表された三井住友FGの顔認証実用化に向けての話をご紹介しました。どんどんと便利な世の中になっていきますし、クレジットカードをよく使う私にとってはこんな技術が早く導入されることが待ち遠しいです。
まだ、三井住友VISAカードに関する情報は発表されていませんが、今後も同行をチェックしていきましょう!
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