三井住友VISAカードと言えば、日本初のVISA提携カードとして知られており、1968年のカード発行から約半世紀に登る歴史と信頼を重ねてきたカードです。
発行元も旧財閥系の三井住友ということもあり、ブランド力とステータスは他のカードと比較にはなりません。
私自身も三井住友VISAカードのプライムゴールドカードを保有しており、その経験を生かして解説できたらと思っております。
それでは早速本題に入っていきましょう!
三井住友VISAカードの概要
まずは三井住友VISAカードの概要から見ていきましょう。
三井住友VISAカードは三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードの総称で、ラインナップには
など約190種類があります。
基本のラインナップとしては上記のものが中心となりますが、アニメや、キャラクター、アイドルなどとコラボしたクレジットカードの発行も行っています。
また、日本のクレジットカードの歴史の始まりでもある企業で1968年からVISA提携のクレジットカードを発行しています。
また、種類が豊富なこともあり、三井住友カードの発行するクレジットカードは日本で一番発行数が多いものとなっています。
三井住友VISAカードの特徴
それでは三井住友VISAカードの特徴について少し見ていきたいと思います。
三井住友VISAカードの特徴は
以上のようなことがあります。
それでは簡単に解説をしていきます。
最大手である安心感
まずはやはりこれです。
最大手のクレジットカード発行会社であることや、歴史の長さからくる安心感は他のカードとは比べものにならないものだと思います。
細かな配慮のある付帯サービス
付帯サービスにも定評があります。
付帯サービスとはクレジットカードについた特典です。
例えば、高級ホテルなどが割引価格で使えたり、旅行や買い物で発生したトラブルの補償。
セキュリティ面などでいえば、悪用された金額を補償してくれる盗難補償や、セキュリティ効果の高い顔写真付きのクレジットカードの発行など多岐にわたります。
クレジットカードは単に支払いが楽になるだけではなく、このような付帯サービスを利用できることが魅力の一つです。
着実にランクアップしていく仕組み
着実にランクアップしていく仕組みも三井住友VISAカードの特徴です。
クレジットカードには
学生カード<一般カード<ジュニアゴールドカード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード
といった具合にランクが存在します。
通常発行するカードは一般カードと呼ばれるシルバーの色をしたクレジットカードが主流だと思います。
そして、年齢や収入に合わせてゴールドカードになったり、プラチナカードになったりするわけですが、三井住友VISAカードにはブラックこそ無いものの幅広いラインナップがあります。
つまり、もともと学生カードだった方が年齢と利用履歴を重ねることによって一般カードになり、プライムゴールドになり、ゴールドになり、プラチナになるというようにクレジットカードが段階的に成長していきます。
つまり、使いなれたカードを生涯使うことができる「一生共にできるカード」と言えます。
このようなラインナップも特徴の一つと言えます。
どんな属性の方にも対応する豊富なカードラインナップ
そして最後はこちら、なんとなく今までの情報で想像がつくと思いますが、約190種類ものラインナップを持つ三井住友VISAカードはどんな方に取っても最適な一枚が必ずあります。
学生、経営者、主婦などそれぞれの属性にぴったりのカードを見つけることができます。
このような点が三井住友VISAカードの特徴です。
それでは中心的なラインナップをもとに初めて三井住友VISAカードを手にする方にオススメの3カードを解説をしていきたいと思います。
初めてのクレジットカードなら!三井住友VISAカード『デビュープラス』がオススメ!
まずはこちらの『三井住友VISAデビュープラス』から見ていきたいと思います。
三井住友VISAデビュープラスは18〜25歳までの方が作ることができるクレジットカードです。
シンプルなデザインの中に三井住友VISAカードのシンボルであるパルテノン神殿がデザインされています。
カード特徴
18〜25歳の方を対象としたクレジットカード
初年度年会費無料
翌年以降もカードを一回使えば年会費無料
獲得ポイントはいつでも2倍
ショッピング補償(最高100万円付帯)
盗難補償付き
満26歳で自動的に『プライムゴールドカード』へランクアップ
特徴としては以上です。
基本的なサービスは抑えつつ、若年層が使いやすい実質年会費無料だったり、盗難補償がついていたりクレジットカードとしての基本機能は十分です。
また、自動的にプライムゴールド、または、クラシックカードへの切り替えができるのでカードを育てる楽しみも十分味わえるまさに初めてのカードにふさわしい一枚といえます 。
26歳以上なら海外補償もバッチリの三井住友VISAクラシックカードA
続いてはこちら、もしあなたが26歳以上でかっこいいデザインのカードが欲しいなら間違いなくこれです。
三井住友VISAカードの中では最もスタンダードなカードです。
カード特徴
初年度年会費無料(インターネット入会のみ)
年会費も比較的安めの1620円(税込)
海外旅行傷害保険付帯で最高2500万円
国内旅行傷害保険も付帯で最高2000満円
入会で最大8000円のキャッシュバック付き
特徴は以上です。
実は三井住友VISAクラシックカードにはただのクラシックカードと、クラシックカードAというものがあります。
両者の違いはクラシックAが年会費が税込270円高く1650円なのですが、その分海外旅行補償の最高額が500万円高くなったり、ただのクラシックカードには付帯していない国内旅行保険が付帯したり、税込270円の差を明らかに超えるメリットがたくさんあります。
そのため、クラシックカードを作るならクラシックカードAを作る方が明らかにメリットがあります。
カードフェイス自体もシンプルでどこで使っても恥ずかしく無いデザインとなっています。
20代でもワンランク上のステータス 三井住友VISAプライムゴールドカード
続いてのカードは、一般カードではなく『ジュニアゴールドカード』のジャンル。
通常のゴールドカードは30歳からでは無いと作れないものが多いですが、その中でも20代から発行できるゴールドカードがあります。
三井住友VISAカードのラインナップとしては『プライムゴールドカード』と呼ばれています。
カード特徴
初年度年会費無料
きらめくゴールドフェイス!
空港ラウンジサービスあり
ゴールドカードならではの手厚い保険の数々
提携サイトからの予約で高級ホテル・旅館の宿泊日からさらに3000円安くなる!
ユニバーサルスタジオジャパンの入場が約400円安くなるなど。。。
このような感じになっています。
基本的にゴールドカードは、海外旅行保険も国内旅行保険も一般カードについているものはほとんどが付帯しています。
そしてさらに、休暇などが『快適』になるサービスが付帯しています。
例えば空港のラウンジを無料で使えたり、高級ホテルや、娯楽施設が安く使えたりします。
この娯楽にかんしてサービスが付帯してくるのがゴールドカード以上の特徴です。
20代でゴールドカードを持ってると『すごいね』と言われたりもしまうw
実際の審査はそこまで難しくはありませんが。。。

三井住友VISAカードの審査基準
ここまでお読みいただいて三井住友VISAカードに興味を持ったという方。
やはりきになる『自分でも発行できるかな?』というところ。
三井住友VISAカードは審査が難しいとも言われていますが、実際のところどうなんでしょう。ということで審査情報について見てみましょう。
多くの情報を元に結論づけるとしたら
普通に働いている人でクレジットカード事故(ブラック登録)などがなければ基本は大丈夫
でしょう。
三井住友VISAカードは、かなりの枚数が発行されており、日本で発行されているの合計は2億6000枚程度あり、国民一人あたり3枚程度持っている計算になります。
三井住友VISAカードの会員数は毎年増えていっており、2015年では『約2500万人』となっています。
つまり
四人に一人は三井住友VISAカードの会員である
ということができます。
審査が驚くほど難しいカードがここまで会員数を増やすことはできるでしょうか?
確かに、クレジットカードにはランクが存在しますのでゴールドカードなどになってくれば多少審査は難しくなるでしょう。
しかし、三井住友VISAカードにはたくさんのラインナップがありますので、自分にあったものを選べば審査に通らないということはまず無いでしょう。
従って、三井住友VISAカード全体では審査は難しくはないと言えると思います。
三井住友VISAカードは最短3営業日発行が可能
続いて、海外旅行で急遽カードを作りたいという場合に嬉しい発行スピードの早さについいてです。
三井住友VISAカードは発行までのスピードが速いことで知られています。
オンライン申し込みが最も早く申し込みから3営業日で発行、自宅に1週間程度で到着させることができます。
ただ、引き落とし口座の設定をインターネットで完了させられるかどうかが発行スピードに大きく関わってきます。
口座の登録には、現在の残高に関わらず、通帳に最終記入している残高を照合することで登録を進めます。
私は設定したかった銀行口座が通帳レス口座だったため、やり方はあったのでしょうが、郵送での口座認証を選択しました。
その結果申し込みから、手元に届くまでに丸1ヶ月かかりました。
早めに発行したいという方は引き落とし指定口座の通帳を用意してオンラインからの申し込みをしてください。
三井住友VISAカードは引き落とし日が選べる!
三井住友VISAカードは支払い日を任意で選択することができます。
毎月15日締め、翌月10日払い
毎月月末締め、26日払い
の二種類から選ぶことができます。
大抵の場合、企業の給与支払いは月末近くが多いので下の末締め、26日払を選択しておけば問題無いと思います。
逆に、フリーランス、企業経営者の方は支払いが末日ということが多いので、よく月10日払にしておくと良いかもしれません。
このように状況に合わせて選べる支払い日で便利に使うことができます。
逆に欠点ってないの?
それではかなりいいところばかりを紹介しましたので、欠点も紹介して起きたいと思います。
欠点としては大きくは2点あります。
この2点があります。
自動リボ払いをやたら勧められる。
三井住友VISAカードには『マイ・ペイすリボ』という自動リボ払いのシステムがあります。
こちらにやたら勧誘されるのです。
勧誘されるといってもオンライン申し込みの場合、関係なさそうに思えますが、自動リボ払いにすると年会費無料とか、入会キャッシュバックを受け取るためには自動リボ払いが必要とか。
あとは自動リボ払いに申し込むと年会費が無料など勧誘されます。
決してリボ払いが悪いわけでは無いですが、私自身はリボ払いはあまりオススメしていませんので、こちらはデメリットかなと。
支払い遅れなどにかなり厳しい
三井住友VISAカードはすぐに停止するカードとしても知られています。
クレジットカードの支払いに間に合わなくなったりということは多々あることかもしれません。
入金を忘れていた!ということや、お金あるつもりだったけど足りていなかったなどで引き落としがされなかった場合に、二、三回目には停止してしまうとの情報があります。
基本的にクレジットカードの残高不足自体が良いことではありませんが、他のクレジットカードに比べると厳しく判断されるようです。
一回目はイエローカード、二回目はレッドカードと考えると適切かなーと思います。
三井住友VISAカードのデメリットでした。
初めての方のための!三井住友VISAカード徹底解説まとめ
本日は、三井住友VISAカードの基本的な点を解説しました。
個人的にはかなりオススメのクレジットカードだと思っていますので興味を持ってくれた方がいれば嬉しいです。
終わり。