クレジットカードの色と種類について
これからステータスカードの取得を目指す人にとって『色』と『種類』を理解している事は始めの一歩と言っても過言ではありません。
まずはこちらのページでしっかりと理解してステータスクレジットカードへの最初の一歩を踏み出していきましょう!
一般クレジットカード
まずはこちらの一般カードです。
大抵の方が持っているカードは一般カードと呼ばれており、基本的には『シルバー』もしくは『キャラクターの柄』や発行会社に準じた基本的なデザインとなっています。
今ではいきなり『ゴールド』『プラチナ』などのハイステータスなクレジットカードへ申し込みをする事ができるようになって来ていますが、ひと昔前まではこの一般カードからクレジットカードの信頼を積み上げてステップアップしていくものでした。
一般カードは当然審査も他のグレードのカードに比べると通りやすかったり、デザインも様々あるのでとりあえずクレジットカードを作りたいという方や、まずは一枚持ちたいというような方におすすめのカードです。
学生クレジットカード
続いてこちらのカードです。
現在ではインターネットのサービスなどでもクレジットカードが必須というケースも少なくありません。また、高熱費の支払いなどに関しても振り込みで支払うよりクレジットカードを使う方がポイントが貯まったり、手数料が少し安くなったりとメリットもたくさんあります。
そのような背景から生まれたこちらのカード、18歳以上の学生向けに発行されているカードです。
ほとんどの場合年会費は無料で、利用限度額も5万〜30万円程度と低めに設定されている事が多いです。
契約者が未成年の場合、親権者の承認が必要になってくるのだが、20歳を超えている場合親権者による記入が省略されるケースも多い。
また、申請の際には学生証の写しなどを合わせて提出する必要がある事が多い。
本来クレジットカードは支払い能力に応じて発行されるものであるため、学生向けのカード自体が少し矛盾があるように思えるが、これも時代の流れに応じたサービスなのであろう。
一般カードと同じく基本的には『シルバー』または発行会社の標準的なデザインのケースが多い。
ゴールドカード
続いては『プラチナカード』。
比較的よく見かける事があるが、こちらのゴールドカードからが一般的にステータスカードと呼ばれる事が多い。
カラーは『ゴールド』。一般カードとの違いは利用限度額が一般カードより高めに設定されていることや、発行会社による所はあるが、空港ラウンジの利用が無料になったり、宿泊施設、娯楽施設などの予約をカード会社のサービスとして代行してくれるなどサポートが充実していることなどがある。
一般的には、『一般カード』を利用し各会社のステップ審査条件をクリアすることでゴールドカードにステップアップするというケースがほとんどだが、いきなりゴールドカードに申し込みができる会社も少なくない。
当然だが審査条件は一般カードよりは高めに設定されていることが多く、年会費なども高いことがほとんどだ。
現在では、『ジュニアゴールドカード』などと呼ばれる20代向けのゴールドカードなどもあるため、ステータスの部分でいうと一般カードとそこまで大きな違いはないのではないだろうか。
ただゴールドカードに関する認知度が高いため持っているのと持っていないことでは大きな違いはあるだろう。
プラチナカード
次はこちら『プラチナカード』
ステータスを表すクレジットカードといえばプラチナ以上が妥当なラインだろう。『プラチナカード』は一般的にはクレジットカード会社の基準で選出する優良会員を招待するという形で取得することが可能なカードとなる。一部いきなり申し込みができるものもあるが本来の位置付けといえば招待のみなのでプラチナカードからがある意味ではステータスカードとなる。
カードの色としては意外にも『ブラック』が多く、純粋なプラチナ(白金)の色をしているカードはそう多くない。
プラチナカードは富裕層のためのカードという色合いが強く、富裕層向けのレジャー施設、海外旅行保険などサポートサービスがゴールドカード以上に充実している。
年会費も当然高くなり2万円〜6万円程度かかる事が多いため、収入面などで余裕がある方でないと作りにくいという点もある。
取得に関しては通常はゴールドカードで各クレジットカード会社の決める金額以上の利用をする事が条件として設けられており、プラチナカードを保有するためにはゴールドカードを持つ必要がある。
但し、見た目の部分でゴールドカードのような派手さのあるカードではないため、ステータスという点に重きを置いた場合、一目で良いカードと分かりにくい点はある。本来のステータスの意味を理解した人間でないと魅力は感じにくいかもしれない。
ブラックカード
最後のカードは『ブラックカード』
現在日本で発行されているカードの中の最上位のステータスを持つカードだ。
また発行会社はアメリカン・エキスプレス・インターナショナルの発行する「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」がこれにあtる。
正直このクラスになると一般的な生活をしているとまず見る事はない。私自身もこのカードを保有した事はなく、保有している人は二人しか知らない。
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」の裏面がブラックである事から『ブラックカード』と呼ばれている。
また通常のカードはプラスチッック製であるが、センチュリオンカードは「チタン製」である。(正確にはチタン製もあるという表現の方が正しいが本特集では割愛します。)そのためクレジットカードの読み取り機が読みとらない事もあり、ある意味では本当の富裕層と呼ばれる人間のためのカードといえる。
限度額は所有する人間の収入などによって判断されるため、『限度額が存在しないカード』とも呼ばれている。
取得に関しては明確な条件は公開されていないため不明であるが、保有している知人からの情報によるとアメックスプラチナカードを1年間で6000万円程度決済した後インビテーション(招待状)が送られてきたそうだ。
また発行枚数が管理されており、条件を満たしていたとしても解約者がいない場合はインビテーションされないケースもあるようだ。
まさにステータスクレジットカード至高のカードと呼ぶにふさわしいカードである。
クレジットカードの色と種類
いかがだっただろうか。ステータスクレジットカードを手にするためには一見簡単そうに見えるが時間と実績、そして収入の壁がある。
やはり、見せかけだけのステータスではなく本物を手にする事がクレジットカードのランクを上げていく醍醐味だろう。
一度見たら憧れてやまないブラックカードを手にするためには正しい知識とクレジットカードとの付き合い方をしなければ実現する事はない。
一度夢見たらなら取得できるような人間になる事を目指していきたいものだ。