近年、インターネット詐欺被害としてなりすましによるものが増加しています。短なところではLINEやFacebookなどの被害もあり、実際に乗っ取られたことのある方も少なくないのでは?と思います。
2016年7月8日に三井住友VISAカードになりすましたメールに関する情報がありましたので、注意喚起の意味も含めてご紹介します。
三井住友VISAカードにもなりすましメール!恐ろしい被害とは?
今回は三井住友VISAカードに偽装した”なりすましメール”が送られているわけですがまずは被害から把握しましょう。このなりすましメールの被害は
インターネットバンキングサービス(vPass)のログインIDやパスワードを盗み取る目的
のようでかなり悪質なものとなっています。
vPassにログインされると何が起きる?
もし万が一vPassに不正ログインされると以下のようなことが他人でもできてしまいます。
以上のようなことが行われます。これによって、日常生活の行動範囲が特定されたり、場合によってはカード偽造に利用されてしまったり実際に資産が減ってしまうような被害も発生します。
三井住友VISAなりすましメールの手口とは?
詐欺メールの手口について紹介します。今回の詐欺メールは三井住友カードサービスの名義でメールが送られてきます。そして、メールの内容自体は特に変わった部分のないメールとなっていますが、添付ファイルがあります。そしてそのファイルを開くと、含まれるマルウェアによってパソコンの内部に記憶されているパスワードなどを盗み取る手口となっています。
メールは非常に巧妙なものとなっており一見本物かどうかがの見分けはつかないほどのものとなっています。
つまりメールを受信するだけでは問題はないが、添付のファイルを開くとやばいというものとなっています。
なりすましメールの対策とは?
巧妙になりつつあるなりすましメールへの対策として一番重要なことはメールなんかで重要な連絡や重要な書類を送ってくるはずがないという意識を持っていなければダメということになります。
実際の仕事の場面で、名前も顔も知らない関係の希薄なお客様に、お金に関わる重要なお知らせやファイルをメール一本で送りつけることはあるでしょうか?もし、「ある」という方は入社した会社のリテラシーが低すぎるので、すぐに退職したほうがいいです(笑)。通常は配達記録付きの郵便などで確実に届いたということが確認できる形にして通知をいたします。
つまり、メールにファイルがついていても開かなくても大丈夫という意識を持つことが大事だと思います。
【三井住友VISAカードユーザーは注意】なりすまし詐欺メール、その被害内容とは?
毎年100億円以上の被害があると言われるクレジットカード詐欺なので、以前ではスキミングなども一時話題になりましたし、巧妙なものでなくとも、拾ったクレジットカードで悪用など昔からあります。
クレジットカード身近で便利だけど、時には脅威になるということを肝に銘じて利用する必要があると思います。また、三井住友VISAカードの場合、実は不正利用に対する保険なども充実しているため、このタイミングで意識の変革と、不正利用対策サービスの内容について確認してみては如何でしょうか?