個人事業主がクレジットカードを作る際に提出を求められることもある納税証明書ですが、意外と用途は少なくどこで、どうやって入手するのか不明な方もいらっしゃると思います。
今回は納税証明書のもらい方について解説してみたいと思います。
納税証明書とは?
納税証明書とは下記のようなものです。
納税証明書とは、確定申告書等を提出した場合の納税額や所得金額又は未納の税額がないことを証明書する書類です。
引用:税金のくろちゃん
つまり、事業主の方なら年に一回行うであろう確定申告後にきちんと納税しましたよ。という証明になる書類のことです。
ちなみにこのような用紙です。
この用紙で収入を公的に証明することができるのです。
納税証明書はどこでもらう?
続いて納税証明書を発行してもらえる場所についてです。
納税証明書は、基本的には所轄の税務署でもらうことになります。
所轄の税務署とは、開業届を出したり、確定申告をしに行く税務署のことです。
ただ一点注意が必要な点があり、納税証明書にはいくつか種類があります。
などの種類があります。
クレジットカードの発行に必要なものは国税の納税証明書となり所轄の税務署で発行するものになりますので間違えないようにしてください。
納税証明書をもらう手順
納税証明書を発行するには、オンライン申し込み、郵送による申し込みのいずれかによって発行することが出来ます。
オンライン申し込みの場合
オンライン申し込みの場合は、申し込み後窓口で受け取るか、郵送で受け取るかによって若干申し込み内容が変わってきます。
どちらの場合も手順自体は同じとなっており、基本的には国税庁の納税システムe-taxを利用します。
e-taxにログイン後は基本的にはフォームに沿って入力するのみです。
e-taxのリンクはこちらからhttp://www.e-tax.nta.go.jp/e-tax
手続き方法に関しては、国税庁作成の「納税証明書の交付請求手続き」こちらにアクセスしていただくとPDFファイルが用意されていますので参考にしていただきながら手続きをお願いします。
郵送で手続きする手順
続いて、所轄の税務署に郵送で手続きをする方法です。
基本的な手順に関しては必要なものは以下の通りです。
ちなみに納税証明書交付請求書に関しては国税庁のホームページからダウンロード可能です。
ダウンロードはこちらから→納税証明書交付請求書ダウンロード
また収入印紙金額に関しては、国税庁作成の「納税証明書の交付請求手続き」こちらを参照していただき、返信用の封筒に関しては92円以上の切手を貼っておけば間違いないでしょう。
国税庁のデータの整理の仕方が下手というかなんというか、なかなか欲しい情報が手に入らないのが現状ですので、上記のURLからチェックすれば問題ないと思います。
個人事業主がクレジットカードを作る際に必要な納税証明書のもらい方まとめ
今回は個人事業主の方がクレジットカードを作る際に必要な「収入証明書類」である「納税証明書」< /b>のもらい方に関する記事でございました。何年も事業を行っている方であればすでにご存知かもしれませんが、20代、30代で開業して数年程度の方はなかなか分かり難いことだと思います。
こちらの記事を参考にしていただきスムーズな書類の請求を行ってください。