先日お仕事を一緒にした方がなんと、オリ○クス銀行ローンカードの元審査担当者という経歴をお持ちだったので、いろいろと審査関連の話を聞くことができました。
さすがに退職しているとはいえクローズドな話もあるようでしたが、クレジットカードブラックリスト入りの方の共通点という話がありましたので今回はご紹介してみたいと思います。
おそらく現代で生きる人にとっては共通のリスクですので是非、読み進めてみてください!
ブラックリストってなんだっけ?
”言わずもがな”ではありますが、念のためブラックリストについて確認しておきたいと思います。
金融トラブルなどでクレジットカードやローンに通らない方のことをブラックリストなどと呼ぶことがあります。実際にブラックリストというものが存在する訳ではないですが、一定の条件を犯してしまうと、クレジットカード、ローンなどに通ることができなくなります。
ブラックリスト入りする流れは以下の通りです。
遅延や、自己破産などでクレジットカードが強制解約になる
CIC(信用情報開示機関)などにその情報が登録される
クレジットカードやローンなどが通りにくくなる。
一般的にはこのような流れでいわゆるブラックカード入りをします。ちなみに真ん中のCICとは信用情報開示機関のことで、クレジットカードやローンなどの利用状況を一括にまとめており、個人、企業などの関連各所に開示をしている機関になります。
通常クレジットカードなどを発行する際、企業担当者はこのような情報も閲覧しながら審査を進めるため、どこか一つの企業で信用を失うと全ての金融関連企業に情報が回ります。
このため、ブラックリストなどと呼ばれています。
審査担当をしている中で多かったブラックリスト入りの理由
それでは本題に入っていきたいと思います。
ブラックリスト入りをしている方の多くは自己破産などの方ということでしたが、実はもっと身近で誰でも起こりうることでブラックリスト入りをしている人がいたというのです。
それは
クレジットカードの自動決済をしており、クレジットカードを違うカードに切り替えた際に忘れてしまい、たった数百円の延滞でブラックリストに載ってしまう
というものです。
もう少し具体的に例を出すと
学生時代などにクレジットカードAを作る。そしてヤフーオークションなどの月額料金数百円程度を決済するためクレジットカードAを利用する。その後、別のクレジットカードを作りそちらをメインにする中で、クレジットカードAで月額料金の支払いをしていることを忘れる。数ヶ月が経ち、引き落とし口座にお金がなくなり、遅延状態になる。
そのまま、3ヶ月以上の延滞となりブラックリスト入るするという非常に残念な方がたくさんいるということです。
確かに私自身も、スマホの保険料金(クレジットカードでなかったので良かったですが)を口座から引き落としされるように指定しており、その後メインで使っていた口座を切り替えた際に、引き落とし口座の変更を忘れており、強制解約に。数千円の違約金を支払った。ということがつい最近あったので少しドキドキしました笑
銀行キャッシュカード一体型のクレジットカードなどの場合、以前は口座もクレジットカードも活発に使っていたものでも、就職や転職で指定の口座にメイン口座を切り替えて、クレジットカード自体も使わなくなるということもありえます。
特に、学生から社会人に変わるときによく発生するようで、新社会人になった忙しさで、このような細かな点に気がつかず、知らず知らずにブラックリストということがかなりあるそうです。
新社会人でなくとも今一度確認しておいたほうが良いかもしれません。ブラックリスト入りしてからでは遅いですからね。
今すぐ確認!ローンカード審査担当者に聞いた!誰にでも起こるブラックリスト入りのリスクまとめ
今回はたまたま出会った方に教えていただいた情報ですが「確かに!ちょっと確認しておこう」と思える内容だったのでこちらで紹介しました。
どんなに支払い能力があっても、口座の残高がなくなっていれば支払いはできませんからね。こんな些細なことでクレジットカードがやローンが作れなくなった日には涙がとまらないと思います。
是非、みなさんもお手回りのクレジットカードを確認してみてはいかがでしょうか?